Debian GNU/Linux 2.2 で配布されている GNU libc
には二つのセキュリティ問題がありました。
- /etc/ld.so.cache にリストされているライブラリを、suid プログラムからも
LD_PRELOAD でロードすることが可能でした。これを使って本来ユーザが
許されないはずのファイルの作成 (と上書き) をすることができました。
- LD_PROFILE を使うことによって suid プログラムに /var/tmp
にファイルを作成させることができましたが、
これが安全なやり方で行われていませんでした。
これも、これを使って本来ユーザが許されないはずのファイルの作成
(と上書き) を行うのに利用できました。
どちらの問題も、2.1.3-17 で修正されていますので、glibc
パッケージをすぐにアップグレードすることを薦めます。
注意点としては、このアップグレードの副作用として、root
でログインしていない限り、suid プログラムでは ldd
は動作しなくなっています。